2019年03月03日
1986年【TOMYラデオレーサー 1/20 スカイライン 2ドアークーペGTS】ウインカー装備の人気の車種を分解してみて判明した事とは?レア度★★★☆☆
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全国のトイラジ好きな皆さん、こんばんは。Yahoo!blogから引っ越して来ましたノスタルジックホビー “トイラジ館 “ 館長イオタ。です。
このblogでは私が収集している古い日本製のラジコンカーを色々とご紹介しています。なお、ノスタルジックホビーはblog上の名称で実在しません。
旧【ノスタルジックホビー】blogはこちら
https://blogs.yahoo.co.jp/iobutan
*Yahoo!blogは年内閉鎖されますので、5月にlivedoor blogに移行予定です。
🆕トイラジ専用 Instagram 始めました。
https://www.instagram.com/iota_toyrc/
3月に入ってもこちら札幌は中々雪が溶けきりませんが、皆さん いかがお過ごしでしょうか?今こちらはPM 2.5の影響で外気が汚れていますが、今月中には外でもラジコンで遊べそうです…。
さて今回はTOMYのラジコンカーブランド、ラデオレーサーより人気の車種『スカイライン GTS』をご紹介したいと思います。今回は箱無しでしたが説明書が同封されてまして、正式名称は『スカイライン 2ドアークーペ GTS』と言うようです。まぁ、R31ですね。
スケール表記が無いですが 全長21cm 程なので1/20くらいでしょうか。説明書によると『スカイラインGTS グループA』と言う車種も同内容で発売されていたようですが、仕様が若干異なりましてグループAの方はターボ走行とヘッドライト点灯付、市販車クーペはウインカー点滅付となっています。
ボディー形状はどちらも同じで、車体の色は今回の物は黒とガンメタリック風のツートンカラーとなっています。送信機には『ターボC』との表記が有るので、この市販車クーペにもターボが付いているような気もしますが果たして…。
今回は競合もなく約3,000円で落札し、車体には取れないような細かい汚れや傷は有りますが、外部の清掃はしてありました。こういう綺麗な物は気分良く扱えて良いですね。車体電源は単3乾電池6本、送信機は角形9Vが1本。電池を入れると約444gとなり車体の重みを感じました。
電極の錆びも無く、電源を入れてみると前進時のステアリングが誤作動しますが、後進だと前後左右のウインカーが問題なく点滅してくれました。ターボ走行は何となく付いている気もしますが、前進がちょっと不調なようで判別しにくいです。
■TOMY スカイラインGTS 動作確認
https://youtu.be/29WcDMglSj0
ボディー側では特徴的な『フロントスポイラー』が手動で開閉 (実車は電動開閉) するのが面白いですね。他にもドアミラーやリアスポイラー、マフラーやリアワイパーのモールドも有りますし、1986年製の小型トイラジにしては良く出来ている方だと思います。
で、シャーシの裏側とヒビ割れたゴムタイヤやホイールを見て、ふと気がついた事が有りました…これは何処かで見た事がある形だな、と。私はトイラジのシャーシ裏を見ると大体何処のメーカーか分かるようになりましたが、これは とある別のメーカー品と似ていました。
■シンセイ 1/20 TOYOTA MR2 記事参照
http://radicon.blog.jp/archives/7143256.html
以前、シンセイ工業と言う玩具メーカーの TOYOTA MR2 をこちらでご紹介した事が有るのですが、今回のGTSはそのシンセイMR2のタイヤやシャーシ裏と似ていたのです。で、気になって車体の中を開けてみると…
なんと車体の基板に SHINSEI と書いて有りました!やはりこのGTSはシンセイの製造だったんですね。TOMYラデオレーサーは確かTAIYOが作っていた事もあったと思いますが、シンセイ製と言うのは貴重かも知れません。
ステアリング構造なんかもシンセイのTOYOTA MR2と殆んど同じで、これは面白い発見となりました。ちなみにステアリングには平形130サイズ、リアモーターには丸型260サイズ?が使われていました。リアモーターには8Tの金属製ピニオンギヤが付いていて、ステアリングモーターには15Tのピニオン付でした。
ステアリングはオンオフ操作でニュートラル戻しバネ付ですが、直進微調整トリムは無いようでした。前進時にステアリングが誤作動を起こすので操作はしにくいですが、ゴムタイヤが経年劣化で硬化していてスピンターンのような走りも楽しめました♪ステアリングは走行中のみ動作します。
■TOMY スカイラインGTS 試験走行
https://youtu.be/rU2q_VTGAAs
雰囲気的には黒いボディーもあって非常に格好良いのですが、これで思い通りに操作が出来れば文句無しですね…。同じくシンセイのHONDAシティーのようにホビラジ化してみたい気もありますが、これは人気の車種で貴重なモデル?と言う事もあり改造するのは躊躇してしまいます。
今回は一応 動く事は動くので 車体内部の清掃と前後のモーターの油挿し程度に止めておく事にしました。たまにはこのようにラジコンカーを眺めて終えるだけでも良いのかも知れませんね。改造好きのイオタ。にしては消極的ですが、ちょっとした発見があって満足しました。
このような古い玩具ラジコンは内部構造を確認する度に当時の玩具メーカーの技術者との対話を楽しんでいるような気分になれ、時の流れをさかのぼる事が出来ます…浪漫が詰まったタイムカプセルを開ける瞬間とでも言いましょうか…『昔のトイラジは浪漫が詰まったタイムカプセルやぁ~♪』…今回も閲覧ありがとうございました (*´∀`)
【TOMY スカイライン 2ドアークーペGTS】
1986年(昭和61年)9月発売、当時の定価不明
全長21cm、全幅9cm、全高6cm、約305g
タイヤ径2.8cm 幅1.2cm、電池含むと444g
車体電源 単3六本、送信機 9V一本 使用
ウインカー点滅、ターボ付?オンオフ操作
フロントスポイラー手動開閉可、40MHz
同じくターボCシリーズの良く見かける車種
こちらはTAIYO製で車体電源も1本多い…引用画像
これは以前ご紹介したシンセイのMR2だが…
シャーシや電池BOXは今回のGTSと全く同じ
内部の構造やウインカー装備も全く同じ…
ステアリング構造まで全く同じ部品だった
全国のトイラジ好きな皆さん、こんばんは。Yahoo!blogから引っ越して来ましたノスタルジックホビー “トイラジ館 “ 館長イオタ。です。
このblogでは私が収集している古い日本製のラジコンカーを色々とご紹介しています。なお、ノスタルジックホビーはblog上の名称で実在しません。
旧【ノスタルジックホビー】blogはこちら
https://blogs.yahoo.co.jp/iobutan
*Yahoo!blogは年内閉鎖されますので、5月にlivedoor blogに移行予定です。
🆕トイラジ専用 Instagram 始めました。
https://www.instagram.com/iota_toyrc/
3月に入ってもこちら札幌は中々雪が溶けきりませんが、皆さん いかがお過ごしでしょうか?今こちらはPM 2.5の影響で外気が汚れていますが、今月中には外でもラジコンで遊べそうです…。
さて今回はTOMYのラジコンカーブランド、ラデオレーサーより人気の車種『スカイライン GTS』をご紹介したいと思います。今回は箱無しでしたが説明書が同封されてまして、正式名称は『スカイライン 2ドアークーペ GTS』と言うようです。まぁ、R31ですね。
スケール表記が無いですが 全長21cm 程なので1/20くらいでしょうか。説明書によると『スカイラインGTS グループA』と言う車種も同内容で発売されていたようですが、仕様が若干異なりましてグループAの方はターボ走行とヘッドライト点灯付、市販車クーペはウインカー点滅付となっています。
ボディー形状はどちらも同じで、車体の色は今回の物は黒とガンメタリック風のツートンカラーとなっています。送信機には『ターボC』との表記が有るので、この市販車クーペにもターボが付いているような気もしますが果たして…。
今回は競合もなく約3,000円で落札し、車体には取れないような細かい汚れや傷は有りますが、外部の清掃はしてありました。こういう綺麗な物は気分良く扱えて良いですね。車体電源は単3乾電池6本、送信機は角形9Vが1本。電池を入れると約444gとなり車体の重みを感じました。
電極の錆びも無く、電源を入れてみると前進時のステアリングが誤作動しますが、後進だと前後左右のウインカーが問題なく点滅してくれました。ターボ走行は何となく付いている気もしますが、前進がちょっと不調なようで判別しにくいです。
■TOMY スカイラインGTS 動作確認
https://youtu.be/29WcDMglSj0
ボディー側では特徴的な『フロントスポイラー』が手動で開閉 (実車は電動開閉) するのが面白いですね。他にもドアミラーやリアスポイラー、マフラーやリアワイパーのモールドも有りますし、1986年製の小型トイラジにしては良く出来ている方だと思います。
で、シャーシの裏側とヒビ割れたゴムタイヤやホイールを見て、ふと気がついた事が有りました…これは何処かで見た事がある形だな、と。私はトイラジのシャーシ裏を見ると大体何処のメーカーか分かるようになりましたが、これは とある別のメーカー品と似ていました。
■シンセイ 1/20 TOYOTA MR2 記事参照
http://radicon.blog.jp/archives/7143256.html
以前、シンセイ工業と言う玩具メーカーの TOYOTA MR2 をこちらでご紹介した事が有るのですが、今回のGTSはそのシンセイMR2のタイヤやシャーシ裏と似ていたのです。で、気になって車体の中を開けてみると…
なんと車体の基板に SHINSEI と書いて有りました!やはりこのGTSはシンセイの製造だったんですね。TOMYラデオレーサーは確かTAIYOが作っていた事もあったと思いますが、シンセイ製と言うのは貴重かも知れません。
ステアリング構造なんかもシンセイのTOYOTA MR2と殆んど同じで、これは面白い発見となりました。ちなみにステアリングには平形130サイズ、リアモーターには丸型260サイズ?が使われていました。リアモーターには8Tの金属製ピニオンギヤが付いていて、ステアリングモーターには15Tのピニオン付でした。
ステアリングはオンオフ操作でニュートラル戻しバネ付ですが、直進微調整トリムは無いようでした。前進時にステアリングが誤作動を起こすので操作はしにくいですが、ゴムタイヤが経年劣化で硬化していてスピンターンのような走りも楽しめました♪ステアリングは走行中のみ動作します。
■TOMY スカイラインGTS 試験走行
https://youtu.be/rU2q_VTGAAs
雰囲気的には黒いボディーもあって非常に格好良いのですが、これで思い通りに操作が出来れば文句無しですね…。同じくシンセイのHONDAシティーのようにホビラジ化してみたい気もありますが、これは人気の車種で貴重なモデル?と言う事もあり改造するのは躊躇してしまいます。
今回は一応 動く事は動くので 車体内部の清掃と前後のモーターの油挿し程度に止めておく事にしました。たまにはこのようにラジコンカーを眺めて終えるだけでも良いのかも知れませんね。改造好きのイオタ。にしては消極的ですが、ちょっとした発見があって満足しました。
このような古い玩具ラジコンは内部構造を確認する度に当時の玩具メーカーの技術者との対話を楽しんでいるような気分になれ、時の流れをさかのぼる事が出来ます…浪漫が詰まったタイムカプセルを開ける瞬間とでも言いましょうか…『昔のトイラジは浪漫が詰まったタイムカプセルやぁ~♪』…今回も閲覧ありがとうございました (*´∀`)
【TOMY スカイライン 2ドアークーペGTS】
1986年(昭和61年)9月発売、当時の定価不明
全長21cm、全幅9cm、全高6cm、約305g
タイヤ径2.8cm 幅1.2cm、電池含むと444g
車体電源 単3六本、送信機 9V一本 使用
ウインカー点滅、ターボ付?オンオフ操作
フロントスポイラー手動開閉可、40MHz
同じくターボCシリーズの良く見かける車種
こちらはTAIYO製で車体電源も1本多い…引用画像
これは以前ご紹介したシンセイのMR2だが…
シャーシや電池BOXは今回のGTSと全く同じ
内部の構造やウインカー装備も全く同じ…
ステアリング構造まで全く同じ部品だった