2019年11月18日

1970年代後半【NIKKO セミデラコン 1/10 タイレルフォード】人気の6輪F-1のレアカラー版は綺麗な完動品でした!レア度★★★★★

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全国のトイラジ好きな皆さん、こんばんは。さて、本日も『イオタ。秘蔵トイラジ倉庫』お引っ越しの為、移動させたトイラジを順次ご紹介していきます。今回は『NIKKO セミデラコン 1/10 タイレルフォード 』を取り上げます。


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こちらの発売年は1970年代後半で当時の定価は18,800円と大変高価な商品でした。私が子供の頃に弟が白カウル版を買って貰ったのですが、昔は近所にF-1を走らせるような綺麗な舗装路が少なく殆んど遊ばなかった記憶があります…今考えると勿体無い話ですね。


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今回は良く見掛ける白カウルver.とレアなボディーカラーの青カウルver.を比較して行きたいと思います。車体の全長は共に41.5cmとかなりの大型で、スティック型送信機によるAM27MHzのデジプロ操作となっています。


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車体電源は駆動用に単2乾電池が4本、受信用とステアリング用に単3が4本必要です。ヤフオクでは白カウル版の方が勿論安いのですが、今回は稀少な青カウル版も3年程前に五千円くらいで入手していたようです。*車体裏にギア切り替えスイッチ付。


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ボディー形状はどちらも同じで、カウルの部分が塗り分けられているだけです。車体ナンバーは白カウルが3番、青カウルが4番で、青カウルにはドライバーのパトリック・デパイユの名が入っています。元々は両方のカラー共に一緒に発売されたのでしょうかね。


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今回の2台は白カウルは箱は綺麗ですがボディーは割れ有の不動ジャンク品で、青カウルは箱は汚いですがボディーは綺麗で走行も可能でした。しかし青カウルは前輪の薄いゴムタイヤが割れていたので白カウルの綺麗な前輪と交換してやりました。共にリアウイングの小さな可変翼は欠品していて、これが残っている中古品は滅多に無いです。*リアタイヤは中空スリック仕様。


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と言う訳で白カウルの方は修理するか部品取り用とし、青カウルの方は車体もタイヤも綺麗な完動品となりました。レアな車体が完動品と言うのは素晴らしい事ですね。更に内部基板の可変抵抗でステアリングの微調整も完璧となりました。*古い機械式アンプもバッチリ可動。


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ちなみにこのタイレルは電池を含むと車体重量は1.4kgにもなります。これをホビラジ化した物は最高速度が25km/h位となり、迫力のある走りを見せています。機能的にも前輪サスペンションと後輪デフギア付でリアモーターはRS-380型と申し分の無い仕様となっています。*ホビラジ化した物は後輪サスも追加。


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最近では青カウルver.も稀に出品されるようになりましたが、このタイレルはスロットルのニュートラルが狂い易く、中々正確に操作出来る物は少ないようです。もし青カウルで新品同様の物があるとしたらかなりの高値になるでしょうね。今回は中古品ですが私のコレクションの中では一番のお宝かも知れません。それでは次回もお楽しみに!


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https://youtu.be/8Gl9sy3-8Y8 内部構造

https://youtu.be/KOuIceFGxXQ 動作確認

https://youtu.be/IE1k_e-4rG4 ローギア走行

https://youtu.be/KZ6o0MZSJ4A ハイギア走行

【NIKKO 1/10 タイレル】ホビラジ化 記事
http://radicon.blog.jp/archives/8991644.html

https://youtu.be/vGVmr2-pcxo ホビラジ化1

https://youtu.be/rqkZx8bb0a4 ホビラジ化2


【NIKKO タイレルフォード 動画一覧】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLqLK6WklkXc0rcXOoQnAEC1j2gvvP1iDh


【懐かしのトイラジ大集合~動画一覧】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLqLK6WklkXc1LioYBZJ6zmZVGpTIOT8Zr


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右下のN-18800が当時の定価を示す。
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白カウルは前バンパーが割れている。
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欠品し易いリアウイングの可変尾翼。
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前輪は中空ではなく薄く硬いゴム製。
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割れやすく劣化してベタベタしやすい。
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送信機には単3乾電池が6本必要。
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無段階にスライドする機械式アンプ。
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ホビラジ同様のステアリングサーボ。
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アップライトごと綺麗な方と交換。
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中間ギアが一枚あるリアギアBOX。
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稀少なボディーカラーのお宝タイレル!
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srixon_zrw at 21:18コメント(5)NIKKO | 完動品 

コメント一覧

1. Posted by やっぱり『タイレル』ですよね!   2019年11月28日 16:38
5 はじめまして。楽しみに拝見させていただいております。
素晴らしいコレクションとホビラジ化の技術力に敬服致します。
私も76、77年版2台のタイレルを所有しております。私もイオタ様には及ばないものの小改装してみました。
①前輪の「割れ」には泣かされます。ホームセンターで自己融着ブチルゴムテープ(これが前輪幅とピタリ同じ)を購入、割れタイヤを巻くように装着。
②タミヤラジコンのドライバーヘルメットを装着、これでリアル度アップ。
③アンテナをタミヤのスチールアンテナに交換。
イオタ様には及びませんが私の出来る改装です。
今後も楽しみに拝見させていただきます。
2. Posted by イオタ。   2019年11月28日 22:59
初コメントありがとうございました!お名前はどのようにお呼びすれば良いのでしょうか?そちらも稀少なボディーカラーをお持ちなんですね。青いカウルは少し前だと結構お高かったと思います。

そちらのタイレルは問題なく可動するのですね。私も普通に動く物は基本的に改造しません。このNIKKO 1/10 タイレルは前輪のゴムタイヤが薄く硬い素材なので割れ易いですね。
タイヤが綺麗な物でもグリップしにくいので私は薄いウレタンを巻いて小回りが効くようにしました。前輪のタイヤは薄くしないとボディーに干渉してしまうので素材選びが難しいですね。

ちなみに私の改造タイレルはlipoバッテリーとスポーツチューン380モーターでGPS速度計測で25km/hくらいとなりました。
後輪にはタミヤのスポンジタイヤが上手くハマります。このタイレルは中々改造し甲斐のある車体だと思いますのでジャンク品が有れば試してみて下さい。

私のトイラジコレクションはジャンク品が多く、未使用品を集めているような方には敵いません。またホビラジ化もそれほど専門知識が必要なレベルではありませんが、今後ともイオタ。のトイラジblogを宜しくお願い致します。

3. Posted by やっぱり『タイレル』ですよね!   2019年11月28日 23:17
御返事ありがとうございます。当方還暦前にして人生初のコメントです(笑)
名前はロンと呼んで頂けたらと…
lipoバッテリー、スポチュンモーター、テールランプやエンジン音など拝見させていただきましたが、イオタ様の技術力の高さに敬服いたしました。私のは『改造』ではなく見た目だけの『改装』です。さらに関心を持ったのは1/16タイレルとブラバムのミニッツ基盤を使用したホビラジ化です。私のタイレルとブラバムは『お飾り』状態、またバンダイスープラも不動で何とかしようと気持ちだけで方法が解りません。ある程度分解出来ますが接点復活剤やグリス使用程度です。記事を拝見し、改造する気が芽生えました。ありがとうございます。
4. Posted by イオタ。   2019年11月29日 00:20
ロンさん>>やっぱりタイレルですよね、と言うのは読み方がティレルではなく…と言う意味ですね!私はロンさんより10歳くらい若いですが、やはりティレルよりタイレルの方が身に染み付いてます。

1/10タイレルに関しては後輪サスペンション追加やマグネットマウントなど本当に色々試しました。*バッテリー仕様となり何度もボディーを開け閉めするので強力マグネットで固定しています。
lipoバッテリーは最近導入しましたが本当にトルクフルで速くなりますね。小型のトイラジ用にも小さいlipoバッテリーが有るので便利です。

エンジン音はスロットルに同調する物も試してみたいですね。私は技術はそんなに無いですが、色々な改造をあれこれ考えるのが楽しいです。

1/16タイレルはミニッツ基盤ですが、ブラバムの方はホビラジメカで、追加した前後のサスペンションも効いて中々良い走りをしています。
1/16ではブラバムも気に入っていてジャンク品から赤いボディーを拝借して載せ換えてみる予定です。今後はタイレルも改めてホビラジメカに載せ換えますのでお楽しみに…今、思うとブラバムにも1/10scaleが有ったら良かったのになぁと思います。

バンダイのスープラはツインモーターシステムが素晴らしいですね。このシリーズではポルシェ959をホビラジ化しましたが中々良い走りで、これもお気に入りとなっています。

(続く…)
5. Posted by イオタ。   2019年11月29日 00:21
(続き…)

故障しているトイラジは、まず元の基板が修理出来ればそれに越したことは有りませんが、私は基板の電子部品に関しては知識が無いので修理出来ません。モーターやギアの錆び付き程度なら直せますが、基板はオモチャの病院なんかで直せるかも知れません。

ホビラジ化の場合、まずは元の基板を取り去りホビラジメカを載せる余地を確保します。車内が狭ければシャーシの切除も必要です。小さなlipoバッテリーを使えば元の電池BOXをメカの配置に活用出来ますね。

難しいのはステアリングですかね。車体によってマイクロサーボを使ったり、元のステアモーターやポテンショメータを生かしたり(ホビラジサーボの基板を接続する方法)、またホビラジサーボとステアリング部品をどのように繋ぐのか工夫が必要です。

本当は改造の様子を全て動画で掲載出来れば良いのですが、私は撮影が苦手で動画に関しては素人です。なるべくblogに沢山画像を載せて説明していますが、何か分からない事が有れば遠慮なく質問されて下さい。

最近はホビラジメカも小さく性能の良い物が安く買えますので小型のトイラジも改造しやすくなっていると思います。是非、簡単な所から手を付けてみてはいかがでしょうか?私もラジコンカーはやはり走らせてナンボだと思います。

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