2020年01月13日
【1/20 ポルシェ356 スピードスター】メーカー不明、送信機欠品のトイラジを走行可能にとの依頼を請けました…レア度★★★☆☆
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*Yahoo!blogは昨年末でサービス終了となり、全てlivedoor blogに移行致しました。旧blogの新しいURLはこちらとなります。
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【ノスタルジックホビートイラジ旧館】
🆕 http://radicon2017.blog.jp/
*移行ついでにタイトルを変更しました。
*コメントは最新記事のみ可能な様です。
*全部で60本の記事が掲載されています。
🆕トイラジ専用 Instagram 始めました。
https://www.instagram.com/iota_toyrc/
全国のトイラジ好きな皆さん、こんばんは。さて、本日も『イオタ。秘蔵トイラジ倉庫』から選りすぐりの逸品を御紹介していきます。今回は【1/20 ポルシェ356 スピードスター】を取り上げます。
今回は知り合いから『送信機欠品のトイラジを走行可能にして欲しい』との依頼を受け、この全長18.5cmの珍しい車種のトイラジの修理を請け負う事になりました。
ヤフオクで千円くらいだったと言うこのトイラジは1/20scaleで、ポルシェ356と言うトイラジでは珍しいクラシックカーでした。メーカーは不明ですが、そんなに古くはない中華製の安い物でしょう。
デフォルメされたボディーは良いとして、ちょっと気になったのが車高の高さです。特に前輪とボディーの隙間が大きかったので、まずはボディーのネジ受けを削って車高を落としました。これで大分格好良くなりました。*下が車高を落とした車体です。
そして軽く清掃し、早速内部を確認してみました。ステアリングには平型130モーター付でニュートラル戻しバネ、直進微調整トリム付でした。サスペンションは前後とも有りません。勿論デフも無し。
リア周りはモーターが丸型260くらいでピニオンギヤは10T…そんなに古い物ではないのでギアの割れは有りません。一応モーターには注油しましたが、前後とも問題なく回りました。
ゴムタイヤは硬めで中央が凹んでいたのでホイールにインナーテープを巻いて扁平タイヤとしました。これは見た目の問題も有りますが多少はグリップ力が上がると思います。*ゴムタイヤも洗剤で洗浄しました。
前輪に髪の毛や絨毯の毛が絡んで回りにくかったので、それを取り除いて上手く回転するようにしました。ステアリングの切れ角は少なく、左折の方が小回りが効いてしまいますが、それを生かせばスピンターンの様な事も出来ます。
元々これは49MHzで、それに合うトイラジ送信機が無く、27MHzの送信機と基板に交換する事にしました。基板はNIKKO製の少し小さめのトイラジ (1/32scaleのアストンマーチン) から拝借しました。*基板の受信部品のみの交換は難しく断念。
交換する基板は単3乾電池2本仕様で、そのままだと電圧不足となり元々単3が4本必要だったポルシェのステアリングが切れないので電池を1本増やして3本仕様としました。電源の+と-を間違えないように注意です。*随分シンプルな基板になりました。
大概のトイラジ基板は電池を1本増やすくらいは電圧の許容範囲となっていますが、それ以上増やすと最悪、基板の電子部品が燃えてしまいます。基板交換が完了し、最後はヘッドライトを光らせます!
ヘッドライトにはクリアパーツが使われていて、そこに3mmのLEDを仕込むのですが今回はライト内の空洞が大きく、光軸が真っ直ぐ前方を向いた状態でLEDをホットボンドで固定するのが難しかったです。*点灯させながら向きを調整し、ボンドが冷えて固まるまで指で押さえます。
何とかLEDを固定し、電池BOX内にヘッドライト専用の電源スイッチを設けました。これでヘッドライトを消しての走行も可能となります。これにてポルシェ356のレストアは完了となりました!キビキビとした良い走りですね♪
依頼人はこのトイラジでお孫さんと遊ぶそうなので余りスピードが出過ぎないようにしました。そんなに高価な物ではないですが、可愛らしい車体なので修理しているうちに愛着が持てました。納品するのが惜しいくらいです(笑)それでは次回もお楽しみに~(^o^)/由
https://youtu.be/5D-oxj7xWO0 シャーシ走行
https://youtu.be/AT2J8089ptE 試験走行1
https://youtu.be/md_XkuJNiQw 試験走行2
https://youtu.be/EBotPDEWRUs 試験走行3
【懐かしのトイラジ大集合~動画一覧】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLqLK6WklkXc1LioYBZJ6zmZVGpTIOT8Zr
実車の356はかなり高価なようです。
トミカ版の356も中々レアなようです。
最高速度は7km/hと控え目にしました。
一応、裏打ち塗装もしておきました。
元々単3が4本でしたが、3本仕様に。
小型の送信機は前後左右オンオフ操作。
ステアリングに直進微調整トリム付き。
お孫さんと楽しいひとときを…(#^.^#)
早速、遊んでくれているようです♪
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今回は知り合いから『送信機欠品のトイラジを走行可能にして欲しい』との依頼を受け、この全長18.5cmの珍しい車種のトイラジの修理を請け負う事になりました。
ヤフオクで千円くらいだったと言うこのトイラジは1/20scaleで、ポルシェ356と言うトイラジでは珍しいクラシックカーでした。メーカーは不明ですが、そんなに古くはない中華製の安い物でしょう。
デフォルメされたボディーは良いとして、ちょっと気になったのが車高の高さです。特に前輪とボディーの隙間が大きかったので、まずはボディーのネジ受けを削って車高を落としました。これで大分格好良くなりました。*下が車高を落とした車体です。
そして軽く清掃し、早速内部を確認してみました。ステアリングには平型130モーター付でニュートラル戻しバネ、直進微調整トリム付でした。サスペンションは前後とも有りません。勿論デフも無し。
リア周りはモーターが丸型260くらいでピニオンギヤは10T…そんなに古い物ではないのでギアの割れは有りません。一応モーターには注油しましたが、前後とも問題なく回りました。
ゴムタイヤは硬めで中央が凹んでいたのでホイールにインナーテープを巻いて扁平タイヤとしました。これは見た目の問題も有りますが多少はグリップ力が上がると思います。*ゴムタイヤも洗剤で洗浄しました。
前輪に髪の毛や絨毯の毛が絡んで回りにくかったので、それを取り除いて上手く回転するようにしました。ステアリングの切れ角は少なく、左折の方が小回りが効いてしまいますが、それを生かせばスピンターンの様な事も出来ます。
元々これは49MHzで、それに合うトイラジ送信機が無く、27MHzの送信機と基板に交換する事にしました。基板はNIKKO製の少し小さめのトイラジ (1/32scaleのアストンマーチン) から拝借しました。*基板の受信部品のみの交換は難しく断念。
交換する基板は単3乾電池2本仕様で、そのままだと電圧不足となり元々単3が4本必要だったポルシェのステアリングが切れないので電池を1本増やして3本仕様としました。電源の+と-を間違えないように注意です。*随分シンプルな基板になりました。
大概のトイラジ基板は電池を1本増やすくらいは電圧の許容範囲となっていますが、それ以上増やすと最悪、基板の電子部品が燃えてしまいます。基板交換が完了し、最後はヘッドライトを光らせます!
ヘッドライトにはクリアパーツが使われていて、そこに3mmのLEDを仕込むのですが今回はライト内の空洞が大きく、光軸が真っ直ぐ前方を向いた状態でLEDをホットボンドで固定するのが難しかったです。*点灯させながら向きを調整し、ボンドが冷えて固まるまで指で押さえます。
何とかLEDを固定し、電池BOX内にヘッドライト専用の電源スイッチを設けました。これでヘッドライトを消しての走行も可能となります。これにてポルシェ356のレストアは完了となりました!キビキビとした良い走りですね♪
依頼人はこのトイラジでお孫さんと遊ぶそうなので余りスピードが出過ぎないようにしました。そんなに高価な物ではないですが、可愛らしい車体なので修理しているうちに愛着が持てました。納品するのが惜しいくらいです(笑)それでは次回もお楽しみに~(^o^)/由
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実車の356はかなり高価なようです。
トミカ版の356も中々レアなようです。
最高速度は7km/hと控え目にしました。
一応、裏打ち塗装もしておきました。
元々単3が4本でしたが、3本仕様に。
小型の送信機は前後左右オンオフ操作。
ステアリングに直進微調整トリム付き。
お孫さんと楽しいひとときを…(#^.^#)
早速、遊んでくれているようです♪
コメント一覧
1. Posted by ももたろう 2020年01月13日 22:57
ナイス❗
2. Posted by イオタ。 2020年01月13日 23:03
ももたろうさん>>ありがとうございます!今回は初めて車高を落としてみましたが中々良い改造だと思いました。
3. Posted by ロン 2020年01月15日 13:24
ニッコー、タイヨー、シンセイ…トイラジを語るには不可欠のメーカーですが、名も無きメーカーの製品もトイラジの醍醐味ですね。素晴らしい!
4. Posted by イオタ。 2020年01月15日 13:34
ロンさん>>いつもコメントありがとうございます!今回は知り合いの依頼と言う事でblogのネタにさせて戴きました。
恐らくそんなに古くはない中華製品だと思いますが、このポルシェ356と言うクラシックカーのトイラジは非常に珍しいかと。
また内部の作りも意外と悪くなく、改良のし甲斐が有りました。車高短なんかは無名品だからこそ思い切って出来たのかも…私は米澤製も好きですね。
恐らくそんなに古くはない中華製品だと思いますが、このポルシェ356と言うクラシックカーのトイラジは非常に珍しいかと。
また内部の作りも意外と悪くなく、改良のし甲斐が有りました。車高短なんかは無名品だからこそ思い切って出来たのかも…私は米澤製も好きですね。