2020年04月26日

1983 (S58) 年【NIKKO セミデラコン 1/20 スカイラインRSターボ】Instagramでのアドバイスにより送信機の修理で見事に復活!その最高速度は?!レア度★★★☆☆

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全国のトイラジ好きな皆さん、こんにちは。さて、本日も『イオタ。秘蔵トイラジ倉庫』から選りすぐりの逸品を御紹介していきます。今回も引き続き、1983年(昭和58年)発売【NIKKO セミデラコン 1/20 スカイラインRSターボ】を取り上げます。


【車のCMに時代を感じる…1983年TVCM】



【NIKKO セミデラコン 1/20 スカイラインRSターボ】
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前回のblogで車体基板の故障により走行不能とした NIKKO 1/20 RSターボ ですが、Instagramにも同じ内容を載せた所、とあるフォロワーの方から送信機内部の接触不良を疑われました…。


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しかし私としては送信機側の故障は全くの想定外でして半信半疑ながらも送信機の内部を確認してみることに…すると送信機スティックに通じる*金属端子の表面が経年劣化のせいか汚れており、それにより上手く通電してない様子でした。*特に基板側の端子。


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こういう金属同士が擦れる所って端子の表面が削れていたり汚れていたりで通電しなくなるもんなんですね。アルコールで端子の汚れを拭き取っただけで操作確認をしてみると…なんと問題なく前後左右の操作が出来ました!


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これはInstagramのフォロワーさんに大感謝ですね~その方も古いトイラジが動かない時に送信機側の接触不良を直して動くようになった事が何度かあったそうなんです。私の場合ジャンク品はいつも車体基板の故障だと思い込んで来ましたが、これからは送信機側も疑ってみないといけませんね。


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今までこちらで紹介してきた操作不能または不調だったトイラジも送信機内部の接触不良を直すだけで普通に動いたのかも知れません…何事も柔軟な発想が大切ですね…考えたら今まで送信機を分解した事は殆んど無かったです…(^_^;)


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無事操作が出来た所で車体内部の構造を更に確認する事に…まずはリアモーターのギアBOXを開封します。古いトイラジだとネジを抜くだけでは簡単にBOXが開かない物があり、これもちょっと複雑な構造になっていましたが何とか開封…。


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外側が錆び付いた丸型230サイズくらいの古臭いリアモーターには長い真鍮製の8Tピニオンギヤが打ち込んでありました。これはギア切換する為に長いようです。中間ギアが1枚あって後輪シャフトにハイ/ロー2枚のスパーギアが取り付けてありました。


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古いトイラジには良くある事ですが、このスパーギアも割れてはいないもののヒビが入っていたので空回りしないように瞬間接着剤をヒビに数滴たらしておきました。この時ギアの歯の部分に接着剤が付かないよう注意します。この大きさのトイラジならこれくらいの処置で十分でしょう。


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後はギアBOX内部や後輪軸周りの細かい汚れを取り去り、リアモーターには注油しておきました。これで以前よりスムーズに後輪が回転する事でしょう。次はステアリング構造の確認です…。


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この頃の小型トイラジのステアリングには消費電力が少ない電磁石が多用されてまして、これにも小型の電磁石が使われていました。で、試験走行した時に不満だったのが直進性が悪く常に左右どちらかに曲がった状態だった事でした。*白い部分が左右に動きます↓


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これはステアリングをニュートラルに戻すバネが弱く、電磁石の動きに力負けしているからでした。その為バネの部分に輪ゴムを巻いてやり前輪がニュートラルに戻る力を強めてやりました。しかし今度は逆に輪ゴムが強すぎて曲がれなくなったのでゴムを切って巻きを少なく調整しました。*青いのが輪ゴム↓


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これによりRSターボは直進性が増し、尚且つ左右にもキビキビ曲がるようになりました。これはモーター式のステアリングにも良くある事で、ニュートラル戻しバネとステアリング動力の兼ね合いは中々難しいのです。*前々回のNIKKO MID4なんかは全体的に軽く、キビキビと曲がっていました。


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最後にミニ四駆用の機械で速度計測をしてみることに…操作中は結構スピード感がありましたが、ハイギアで最高9km/h、ローギアで4km/hと言う結果に…最高速よりも加速が強い感じですかね。*リアモーターには乾電池3本分の4.5V弱の電圧が流れていました。


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何はともあれ一度は諦めたトイラジがたまたま戴いたアドバイスにより見事に復活した事は非常に嬉しく、満足感がありました。こういうトイラジを通じた繋がりは大事にしていきたいもんですね…(#^.^#) それでは次回もお楽しみに♪今年のGWはトイラジ三昧だなぁ(^_^;)


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NIKKO スカイラインRSターボ 速度計測!



NIKKO スカイラインRSターボ 直進性改善前



NIKKO スカイラインRSターボ 直進性改善後



NIKKO スカイラインRSターボ ローギア走行




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【懐かしのトイラジ大集合~動画一覧】
https://www.youtube.com/playlist?list=PLqLK6WklkXc1LioYBZJ6zmZVGpTIOT8Zr



まずは送信機のネジを外し開封する…
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送信機内の基板を取り外してみると…
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スティック側の金属端子には汚れが…
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赤丸の基板側の端子は擦りきれた感じ
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簡単な清掃で送信機の接点が復活した
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前輪部分のヒビ割れにも軽く接着剤を
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土埃が入り込んでいたギアBOXも綺麗に
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現在この様な電磁石は殆んど使われない
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見事に復活したスカイライン RSターボ!
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srixon_zrw at 11:30コメント(0)NIKKO | トイラジ修理 

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