2017年11月16日
1978年頃【RE-EL 1/10 ランチャストラトス(ピレリカラー)】40年前の稀少なイタリア製ラジコンカーが動き出しました!レア度★★★★★
.
全国のトイラジ好きな皆さん、こんばんは!
Yahoo!blogから引っ越して来ましたノスタル
ジックホビー “トイラジ ” 館長イオタ。です。
旧【ノスタルジックホビー】blogはこちら↓
https://blogs.yahoo.co.jp/iobutan
今回は趣向を変えまして洋物トイラジを
ご紹介したいと思います。RE-EL(リール)
というイタリアの玩具メーカー品で車種
は1975年頃に世界ラリー等で大活躍した
「ランチャストラトス」です。ランチャの
ラリー車と言うとマルボロやアリタリア
カラーが有名ですが、このピレリカラー
は1978年以降に活躍したラリーカーの様
です。今回はラジコンと言う事で3,600円
で落札しましたが、元箱や送信機は無く、
車体のみのジャンク品でした。イタリア
製の玩具と言う事で物珍しさで入手し、
早速どんな物か見てみる事に…。外観は
子供向け玩具と言った感じでボディーや
シャーシはABS樹脂の様な弾力性のある
柔らかいプラスチックで出来ていました。
こういう素材だと40年経っても割れたり
しにくいんですね。( ひのりは有ります )
ボディーのステッカーは細かい剥がれは
有りますが破れは無さそうです。ラリー
カーとして特徴的なフロント四連フォグ
ランプが欠品しているような形跡があり
ますが、これは1/10スケールのホビラジ
用のフォグランプが合いそうです。その
ついでにリトラクタブルライトを付けて
しまっても良いかも。またリアカウル部
に付くルーフスポイラーも欠品している
ようでした。全長は42cmで実車と比較
すると少し細長すぎますね。ストラトス
の特徴的な ぷっちょりした幅広短小感が
見られません。その辺はラジコン玩具の
規格の問題でしょう。実は同シリーズに
「アルファロメオ カラボ」と言うラジコン
玩具も存在し、こちらも全長は同じよう
です。そのカラボも出品されてましたが
そちらは「有線リモコン式」で12,000円で
値段的に諦めました。ネット検索すると
カラボには「無線ラジコン版」も有る様で
今回のストラトスも恐らく無線ラジコン
だと思われます。車体電源は単2乾電池
が6本で、電極は問題なく通電しました。
タイヤは硬いプラスチック製で後輪には
滑り止めの薄いゴムが巻いて有りました。
早速電池を入れてスイッチONしてみると
まずは後輪が前進側に回転し始めました。
■RE-EL ランチャストラトス 動作確認
https://youtu.be/SASiR6dP0eM
暫くステアリング部分をいじっていると
その内ステアリングも動き始め、勝手に
左右に操舵し続けました。そのまま地面
に置くとジグザグに走行するようでした。
■RE-EL ランチャストラトス ジグザグ走行
https://youtu.be/Hq0vCQj6lBg
一応これはラジコンカーだと思いますが
送信機が無くても「ジグザグ走行」は可能
なんですね。この動きは基盤が故障して
いてたまたま勝手に動いてるだけかな?
とりあえずボディーを外して中身を確認
してみると…リアモーターは280型で10T
ピニオンギアが付いてました。中間ギア
が一個有り、左後輪は空転する仕様です。
また後輪は左右にシーソーする構造で、
ネジにバネをかませばサスペンションも
追加可能でした。ステアリングにも260
型の丸型モーターが有り、ウォームギア
によりステアリングが左右に動きます。
ポテンショメータの様な物も有りますが
これがどの様な意味が有るのか不明です。
前輪にもサスペンションは組み込めそう
でした。例えばホビラジ改造する場合、
このステアリングモーターを生かして
上手く改造出来そうです。前後にLEDも
組み込めそうですし、ホビラジ化も考え
ましたが、とりあえず動いたので今回は
清掃のみに止めました。モーターに油を
挿してやると更に動きが良くなりました。
■RE-EL ランチャストラトス 内部構造
https://youtu.be/A1L-lB2X0E0
後輪に巻いてあるゴムシートは着脱可能
なので、ゴムシート有ならグリップ走行、
無しならスピンターンが可能でしょう…。
元々のラジコン送信機は検索した画像に
よるとボタンが一個しか見当たりません。
もしかすると電源ONで前進しっぱなしと
なり、送信機ボタンを押すごとに直進と
左右の操舵が繰り返される様な操作方法
なのかも知れませんね。今回は1970年代
の古い外国製のラジコンが動いたという
だけでちょっとした感動が有りました…。
いつかはホビラジ化もしてみたいですが
これは電動走行玩具としてこのまま大事
に保管しておいても良いかも知れません。
また何か面白いラジコンが有りましたら
ご紹介したいと思います。今回もブログ
閲覧ありがとうございました。イタリア
製のラジコンがまだ有った様な…(*^_^*)
【RE-EL 1/10 ランチャストラトス ピレリ】
1978年頃イタリア製、無線ラジコンカー
全長42cm 全幅20cm 全高11cm 車重789g
リアタイヤ径 7cm、リアタイヤ幅 2.5cm
車体電源 単2乾電池6本(アルカリ電池OK)
電池を含む車重 1187g、左後輪は空転仕様
(同シリーズにアルファロメオ カラボも有)
■一部の画像は他所から拝借しています。
ピレリカラーは1978年以降
車体のみで3600円で落札した
ステッカーの破れは無さそう
プロポーションが実車と異なる
フロントにはフォグランプ
テールランプもイエロー
ルーフにラジコンと表記
四角い穴は有線リモコン用?
シャーシ裏はこんな感じ
電池カバーにRE-ELの刻印
車体電源は単2乾電池6本
現代のアルカリ電池でもOK
前輪はプラスチックタイヤ
後輪はゴムシートが巻いてある
ホイールはメッキされている
四連フォグランプが欠品…
ルーフスポイラーも欠品…
内部構造を確認してみた…
軽くてしなるプラスチックボディ
シャーシも軟らかくしなる素材
トイラジらしい基盤が見られた
基盤には可変抵抗も見られる
リアモーターは280サイズ
ピニオンギアは10Tだった
ステアリングモーターは260型
モーターにウォームギアが付いていて、
円形のギアを回していた
配線付のストッパーの様な物
切れ角は結構ありそうだ
基盤にアンテナ=無線ラジコン
アンテナ線はボディにテープ固定
ステアリングにサスの余地有
リアタイヤはシーソーする
リアモーターを外して清掃
基盤も外して清掃した
タイヤのゴムシートも清掃
内部のホコリを全て除去
全ての清掃が完了した…
とりあえずこのまま保管か
こちらは有線リモコンのカラボ
カラボには無線ラジコンも有る
有線リモコンのシャーシ裏側
元箱に時代を感じる…
レトロな無線ラジコン送信機
■一部の画像は他所から拝借しています。
こちらはRE-EL社の最新ラジコン
https://youtu.be/kZdw4rXIkFw
全国のトイラジ好きな皆さん、こんばんは!
Yahoo!blogから引っ越して来ましたノスタル
ジックホビー “トイラジ ” 館長イオタ。です。
旧【ノスタルジックホビー】blogはこちら↓
https://blogs.yahoo.co.jp/iobutan
今回は趣向を変えまして洋物トイラジを
ご紹介したいと思います。RE-EL(リール)
というイタリアの玩具メーカー品で車種
は1975年頃に世界ラリー等で大活躍した
「ランチャストラトス」です。ランチャの
ラリー車と言うとマルボロやアリタリア
カラーが有名ですが、このピレリカラー
は1978年以降に活躍したラリーカーの様
です。今回はラジコンと言う事で3,600円
で落札しましたが、元箱や送信機は無く、
車体のみのジャンク品でした。イタリア
製の玩具と言う事で物珍しさで入手し、
早速どんな物か見てみる事に…。外観は
子供向け玩具と言った感じでボディーや
シャーシはABS樹脂の様な弾力性のある
柔らかいプラスチックで出来ていました。
こういう素材だと40年経っても割れたり
しにくいんですね。( ひのりは有ります )
ボディーのステッカーは細かい剥がれは
有りますが破れは無さそうです。ラリー
カーとして特徴的なフロント四連フォグ
ランプが欠品しているような形跡があり
ますが、これは1/10スケールのホビラジ
用のフォグランプが合いそうです。その
ついでにリトラクタブルライトを付けて
しまっても良いかも。またリアカウル部
に付くルーフスポイラーも欠品している
ようでした。全長は42cmで実車と比較
すると少し細長すぎますね。ストラトス
の特徴的な ぷっちょりした幅広短小感が
見られません。その辺はラジコン玩具の
規格の問題でしょう。実は同シリーズに
「アルファロメオ カラボ」と言うラジコン
玩具も存在し、こちらも全長は同じよう
です。そのカラボも出品されてましたが
そちらは「有線リモコン式」で12,000円で
値段的に諦めました。ネット検索すると
カラボには「無線ラジコン版」も有る様で
今回のストラトスも恐らく無線ラジコン
だと思われます。車体電源は単2乾電池
が6本で、電極は問題なく通電しました。
タイヤは硬いプラスチック製で後輪には
滑り止めの薄いゴムが巻いて有りました。
早速電池を入れてスイッチONしてみると
まずは後輪が前進側に回転し始めました。
■RE-EL ランチャストラトス 動作確認
https://youtu.be/SASiR6dP0eM
暫くステアリング部分をいじっていると
その内ステアリングも動き始め、勝手に
左右に操舵し続けました。そのまま地面
に置くとジグザグに走行するようでした。
■RE-EL ランチャストラトス ジグザグ走行
https://youtu.be/Hq0vCQj6lBg
一応これはラジコンカーだと思いますが
送信機が無くても「ジグザグ走行」は可能
なんですね。この動きは基盤が故障して
いてたまたま勝手に動いてるだけかな?
とりあえずボディーを外して中身を確認
してみると…リアモーターは280型で10T
ピニオンギアが付いてました。中間ギア
が一個有り、左後輪は空転する仕様です。
また後輪は左右にシーソーする構造で、
ネジにバネをかませばサスペンションも
追加可能でした。ステアリングにも260
型の丸型モーターが有り、ウォームギア
によりステアリングが左右に動きます。
ポテンショメータの様な物も有りますが
これがどの様な意味が有るのか不明です。
前輪にもサスペンションは組み込めそう
でした。例えばホビラジ改造する場合、
このステアリングモーターを生かして
上手く改造出来そうです。前後にLEDも
組み込めそうですし、ホビラジ化も考え
ましたが、とりあえず動いたので今回は
清掃のみに止めました。モーターに油を
挿してやると更に動きが良くなりました。
■RE-EL ランチャストラトス 内部構造
https://youtu.be/A1L-lB2X0E0
後輪に巻いてあるゴムシートは着脱可能
なので、ゴムシート有ならグリップ走行、
無しならスピンターンが可能でしょう…。
元々のラジコン送信機は検索した画像に
よるとボタンが一個しか見当たりません。
もしかすると電源ONで前進しっぱなしと
なり、送信機ボタンを押すごとに直進と
左右の操舵が繰り返される様な操作方法
なのかも知れませんね。今回は1970年代
の古い外国製のラジコンが動いたという
だけでちょっとした感動が有りました…。
いつかはホビラジ化もしてみたいですが
これは電動走行玩具としてこのまま大事
に保管しておいても良いかも知れません。
また何か面白いラジコンが有りましたら
ご紹介したいと思います。今回もブログ
閲覧ありがとうございました。イタリア
製のラジコンがまだ有った様な…(*^_^*)
【RE-EL 1/10 ランチャストラトス ピレリ】
1978年頃イタリア製、無線ラジコンカー
全長42cm 全幅20cm 全高11cm 車重789g
リアタイヤ径 7cm、リアタイヤ幅 2.5cm
車体電源 単2乾電池6本(アルカリ電池OK)
電池を含む車重 1187g、左後輪は空転仕様
(同シリーズにアルファロメオ カラボも有)
■一部の画像は他所から拝借しています。
ピレリカラーは1978年以降
車体のみで3600円で落札した
ステッカーの破れは無さそう
プロポーションが実車と異なる
フロントにはフォグランプ
テールランプもイエロー
ルーフにラジコンと表記
四角い穴は有線リモコン用?
シャーシ裏はこんな感じ
電池カバーにRE-ELの刻印
車体電源は単2乾電池6本
現代のアルカリ電池でもOK
前輪はプラスチックタイヤ
後輪はゴムシートが巻いてある
ホイールはメッキされている
四連フォグランプが欠品…
ルーフスポイラーも欠品…
内部構造を確認してみた…
軽くてしなるプラスチックボディ
シャーシも軟らかくしなる素材
トイラジらしい基盤が見られた
基盤には可変抵抗も見られる
リアモーターは280サイズ
ピニオンギアは10Tだった
ステアリングモーターは260型
モーターにウォームギアが付いていて、
円形のギアを回していた
配線付のストッパーの様な物
切れ角は結構ありそうだ
基盤にアンテナ=無線ラジコン
アンテナ線はボディにテープ固定
ステアリングにサスの余地有
リアタイヤはシーソーする
リアモーターを外して清掃
基盤も外して清掃した
タイヤのゴムシートも清掃
内部のホコリを全て除去
全ての清掃が完了した…
とりあえずこのまま保管か
こちらは有線リモコンのカラボ
カラボには無線ラジコンも有る
有線リモコンのシャーシ裏側
元箱に時代を感じる…
レトロな無線ラジコン送信機
■一部の画像は他所から拝借しています。
こちらはRE-EL社の最新ラジコン
https://youtu.be/kZdw4rXIkFw