電動ミステリー走行
2018年11月16日
1970年代【CHI-HUNG 1/18 BAMP-N-GO ランボルギーニ ミウラ】台湾製の稀少な電動ミステリー走行!ヘッドライトは自動ポップアップ式!トープレ電動スインガーと同じ物?レア度★★★★☆
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全国のトイラジ好きな皆さん、こんばんは。
Yahoo!blogから引っ越して来ましたノスタル
ジックホビー “トイラジ ” 館長イオタ。です。
※ノスタルジックホビーはblog上の名称です。
旧【ノスタルジックホビー】blogはこちら↓
https://blogs.yahoo.co.jp/iobutan
🆕トイラジ専用 Instagram 始めました。
https://www.instagram.com/iota_toyrc/
今回は以前から探していたランボルギーニミウラの電動ミステリー走行玩具をご紹介したいと思います。ラジコンではありませんが台湾製の古くて稀少な品物で、御存知な方もいらっしゃるかも知れません。
以前、ミウラのプラモデルをラジコン化してみたいと言う記事で似たような玩具を取り上げてまして、それは「トープレ」と言う日本のメーカーの「ミウラ電動スインガー」と言う商品でした。どちらが元になったのか分かりませんが同じ物だと思われます。
【ランボルギーニ ミウラのプラモデルをRC化】
http://radicon.blog.jp/archives/7118919.html
私はニックネームの通りランボルギーニではイオタやミウラ、カウンタックが好きで、少し前にヤフオクでこちらと似たような商品(トープレ電動スインガー↓画像)を見掛けたのですが、その時はミウラ物のミニカーなど数点が一緒に出品されていまして一万円近くになったので諦めていました。
その後もヤフオク等でその「ミウラ電動スインガー」を探しましたが中々見つからず、今回ようやく似たような物を落札する事が出来て本当に嬉しかったです。ちなみに落札価格は五千円を越えましたが、これを逃したら…と思い、奮発しました。
今回は比較的綺麗な元箱も有り、恐らく1970年代に発売された物にしては車体にも傷や汚れが無く、保管状態の良い美品の部類でした。箱にはメーカー名でしょうか?「CHI-HUNG」との文字が有りました。
商品名は「BUMP-N-GO ランボルギーニ ミウラ」で、この「バンピンゴー」と言うのは「バンプandゴー」の略でして、障害物にぶつかると方向を変える電動走行車~いわゆる「ミステリー走行」の意味のようでした。
YouTubeでBUMP-N-GOで検索するとミステリー走行玩具の走行動画が沢山出てきます。最近でもそのような子供向け玩具が発売されているようで、音楽が鳴ったり色々なギミックが付随しているようでした。
また、CHI-HUNGで検索すると似たような構造のミステリー走行玩具が出てきますが、それらの多くはブリキ製の車体でした。今回のミウラは全てプラスチック製となっていて大きい割には軽く感じましたが、そのメタリック調の赤いボディーはとても魅力的でした。
今回の電動走行ミウラにもちょっとしたギミックが有りまして、箱書きにもありますが、ヘッドライトが自動的にポップアップして点灯するようでした。ミウラのヘッドライトは通常のリトラクタブルライトとは逆の方向に起き上がるように可動して点灯します。
これは子供向けの玩具なので実車のヘッドライトとは形状が異なりますが、実車より少し大袈裟にポップアップして点灯するようでした。早速、単2型アルカリ乾電池を二本入れて走行させてみることにしました。
ちなみに車体の全長は25cmも有り、1/18scaleくらいのようです。タイヤは前後とも空転し、プラスチック製で硬くてグリップはしません。前輪の辺りにクルクル回転する補助輪が有り、その補助輪と後輪のみが接地するようです。
赤い電源スイッチを入れてみましたが反応は有りません。何度かスイッチを動かしているとスイッチ部分がもげてしまいました…(笑)これは分解してみようと思い、4本のネジを外してみました。
スイッチ部品は簡単に外れるようでしたので接着してやりました。中には大きな歯車=ギアが何枚か有り、それが組み合わさってヘッドライトをポップアップさせていました。走行モーターは130型より少し大きい丸型が一個でした。
電源スイッチと電池BOXの接触が少し悪かったようで、いじっている内にモーターが回り出しましたが、ギアが空回りしている部分が有るようです。良く見るとモーターのピニオンギアと途中のピニオンギアが一個、経年劣化で割れていました。
両方とも8Tピニオンギアでしたので、手持ちのカーボン製のミニ四駆用ピニオンギアと交換してやり、問題なくギアが噛み合うようになりました!これでヘッドライトも上手くポップアップするはずです。
ネジを留めて元に戻し実際に走行させてみると、赤いミウラが元気良く動き出しました!壁に当たると右側に旋回する仕様のようです。そしてヘッドライトも暫くするとポップアップしライトが点灯しました!単純な構造なので簡単に直せて良かったです。
今回はミウラじゃなかったらミステリー走行なんて買いませんでしたが、たまにはこんな昔ながらの古いオモチャも良いもんですね。
例えばラジコン基盤を繋げてモーターを自在に動かしたり、箱書きにあるエンジン音を録音再生機を内蔵させて発生させたりする改造も出来そうですが、これはこのままの方がレトロ玩具としての味わいがあって面白そうでした。
ミウラの色々な玩具を集めている方なら今回の品物やトープレの電動スインガーは御存知かも知れませんが、これは箱付の美品ですのでとても貴重な物だと思います。
オークションに出せばある程度の値段は付くと思いますが、暫くは手元に置いておきたいと思います。もし興味のある方がいらっしゃいましたらコメントでもどうぞ。
それでは次回のblogもお楽しみに…今回も閲覧ありがとうございました。Instagramの方にも色々とトイラジ画像を載せていますので是非ご覧下さい。ヨネザワ 西部警察 RS-1の改造は機関銃を電動収納させる事にしてしまい、中々終わりません…(笑)
🆕トイラジ専用 Instagram 始めました。
https://www.instagram.com/iota_toyrc/
【電動ミステリー走行 ランボルギーニ ミウラ】
全長25cm 全幅10cm 全高6cm 278.0g 台湾製
発売年/発売価格不明、単2型乾電池2本使用
電動ミステリー走行、ヘッドライト可動/点灯
https://youtu.be/9u7BXCTheRQ 動作確認1
https://youtu.be/xVPzgDKD6P8 動作確認2
https://youtu.be/fWQQ6lhcWY0 試験走行!
トープレ製の電動スインガーと同じ形ですね
ミウラにはこんなリモコンも有るようです…
CHI-HUNG製の古いブリキ製ミステリー走行車
その裏側の構造は今回のミウラと同じようです
実車のミウラのポップアップは控え目ですが、
今回のミウラは結構大きくポップアップします
箱にはランボルギーニのロゴマーク入り!
ミステリー走行の様子が説明されています
赤の他にも車体のカラーが有りそうです…
車体の両横のステッカーが剥がれていました
全長は25cm程で1/18scaleより大きいくらい
ステッカーはこのままの方が良いでしょう…
平べったいプロポーションが再現されてます
派手なストライプのステッカーがカッコイイ
テールランプはモールドのみで表現されてます
サイドビューも中々良いプロポーションです
裏側の前方に動力源となる補助輪が有ります
電源は単2型乾電池が2本直列の3V仕様です
補助輪もそんなにグリップしない素材でした
前輪と後輪はスベスベのプラスチック素材
タイヤの表面に僅かに凹凸が見られました
故障していたので中身を確認してみる事に…
ポップアップするヘッドライトの仕組みです
モーターと何枚かの歯車が噛み合ってました
左側の金属板が上下動してライトと通電する
モーターのピニオンギアが割れていました…
ピニオンギアの割れでスムーズに回らない…
ピニオンギアをカーボン製に交換し修理完了
電池を含まない車体重は278gと軽めでした
今では貴重な存在、電動ミステリー走行ミウラ
全国のトイラジ好きな皆さん、こんばんは。
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ジックホビー “トイラジ ” 館長イオタ。です。
※ノスタルジックホビーはblog上の名称です。
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https://www.instagram.com/iota_toyrc/
今回は以前から探していたランボルギーニミウラの電動ミステリー走行玩具をご紹介したいと思います。ラジコンではありませんが台湾製の古くて稀少な品物で、御存知な方もいらっしゃるかも知れません。
以前、ミウラのプラモデルをラジコン化してみたいと言う記事で似たような玩具を取り上げてまして、それは「トープレ」と言う日本のメーカーの「ミウラ電動スインガー」と言う商品でした。どちらが元になったのか分かりませんが同じ物だと思われます。
【ランボルギーニ ミウラのプラモデルをRC化】
http://radicon.blog.jp/archives/7118919.html
私はニックネームの通りランボルギーニではイオタやミウラ、カウンタックが好きで、少し前にヤフオクでこちらと似たような商品(トープレ電動スインガー↓画像)を見掛けたのですが、その時はミウラ物のミニカーなど数点が一緒に出品されていまして一万円近くになったので諦めていました。
その後もヤフオク等でその「ミウラ電動スインガー」を探しましたが中々見つからず、今回ようやく似たような物を落札する事が出来て本当に嬉しかったです。ちなみに落札価格は五千円を越えましたが、これを逃したら…と思い、奮発しました。
今回は比較的綺麗な元箱も有り、恐らく1970年代に発売された物にしては車体にも傷や汚れが無く、保管状態の良い美品の部類でした。箱にはメーカー名でしょうか?「CHI-HUNG」との文字が有りました。
商品名は「BUMP-N-GO ランボルギーニ ミウラ」で、この「バンピンゴー」と言うのは「バンプandゴー」の略でして、障害物にぶつかると方向を変える電動走行車~いわゆる「ミステリー走行」の意味のようでした。
YouTubeでBUMP-N-GOで検索するとミステリー走行玩具の走行動画が沢山出てきます。最近でもそのような子供向け玩具が発売されているようで、音楽が鳴ったり色々なギミックが付随しているようでした。
また、CHI-HUNGで検索すると似たような構造のミステリー走行玩具が出てきますが、それらの多くはブリキ製の車体でした。今回のミウラは全てプラスチック製となっていて大きい割には軽く感じましたが、そのメタリック調の赤いボディーはとても魅力的でした。
今回の電動走行ミウラにもちょっとしたギミックが有りまして、箱書きにもありますが、ヘッドライトが自動的にポップアップして点灯するようでした。ミウラのヘッドライトは通常のリトラクタブルライトとは逆の方向に起き上がるように可動して点灯します。
これは子供向けの玩具なので実車のヘッドライトとは形状が異なりますが、実車より少し大袈裟にポップアップして点灯するようでした。早速、単2型アルカリ乾電池を二本入れて走行させてみることにしました。
ちなみに車体の全長は25cmも有り、1/18scaleくらいのようです。タイヤは前後とも空転し、プラスチック製で硬くてグリップはしません。前輪の辺りにクルクル回転する補助輪が有り、その補助輪と後輪のみが接地するようです。
赤い電源スイッチを入れてみましたが反応は有りません。何度かスイッチを動かしているとスイッチ部分がもげてしまいました…(笑)これは分解してみようと思い、4本のネジを外してみました。
スイッチ部品は簡単に外れるようでしたので接着してやりました。中には大きな歯車=ギアが何枚か有り、それが組み合わさってヘッドライトをポップアップさせていました。走行モーターは130型より少し大きい丸型が一個でした。
電源スイッチと電池BOXの接触が少し悪かったようで、いじっている内にモーターが回り出しましたが、ギアが空回りしている部分が有るようです。良く見るとモーターのピニオンギアと途中のピニオンギアが一個、経年劣化で割れていました。
両方とも8Tピニオンギアでしたので、手持ちのカーボン製のミニ四駆用ピニオンギアと交換してやり、問題なくギアが噛み合うようになりました!これでヘッドライトも上手くポップアップするはずです。
ネジを留めて元に戻し実際に走行させてみると、赤いミウラが元気良く動き出しました!壁に当たると右側に旋回する仕様のようです。そしてヘッドライトも暫くするとポップアップしライトが点灯しました!単純な構造なので簡単に直せて良かったです。
今回はミウラじゃなかったらミステリー走行なんて買いませんでしたが、たまにはこんな昔ながらの古いオモチャも良いもんですね。
例えばラジコン基盤を繋げてモーターを自在に動かしたり、箱書きにあるエンジン音を録音再生機を内蔵させて発生させたりする改造も出来そうですが、これはこのままの方がレトロ玩具としての味わいがあって面白そうでした。
ミウラの色々な玩具を集めている方なら今回の品物やトープレの電動スインガーは御存知かも知れませんが、これは箱付の美品ですのでとても貴重な物だと思います。
オークションに出せばある程度の値段は付くと思いますが、暫くは手元に置いておきたいと思います。もし興味のある方がいらっしゃいましたらコメントでもどうぞ。
それでは次回のblogもお楽しみに…今回も閲覧ありがとうございました。Instagramの方にも色々とトイラジ画像を載せていますので是非ご覧下さい。ヨネザワ 西部警察 RS-1の改造は機関銃を電動収納させる事にしてしまい、中々終わりません…(笑)
🆕トイラジ専用 Instagram 始めました。
https://www.instagram.com/iota_toyrc/
【電動ミステリー走行 ランボルギーニ ミウラ】
全長25cm 全幅10cm 全高6cm 278.0g 台湾製
発売年/発売価格不明、単2型乾電池2本使用
電動ミステリー走行、ヘッドライト可動/点灯
https://youtu.be/9u7BXCTheRQ 動作確認1
https://youtu.be/xVPzgDKD6P8 動作確認2
https://youtu.be/fWQQ6lhcWY0 試験走行!
トープレ製の電動スインガーと同じ形ですね
ミウラにはこんなリモコンも有るようです…
CHI-HUNG製の古いブリキ製ミステリー走行車
その裏側の構造は今回のミウラと同じようです
実車のミウラのポップアップは控え目ですが、
今回のミウラは結構大きくポップアップします
箱にはランボルギーニのロゴマーク入り!
ミステリー走行の様子が説明されています
赤の他にも車体のカラーが有りそうです…
車体の両横のステッカーが剥がれていました
全長は25cm程で1/18scaleより大きいくらい
ステッカーはこのままの方が良いでしょう…
平べったいプロポーションが再現されてます
派手なストライプのステッカーがカッコイイ
テールランプはモールドのみで表現されてます
サイドビューも中々良いプロポーションです
裏側の前方に動力源となる補助輪が有ります
電源は単2型乾電池が2本直列の3V仕様です
補助輪もそんなにグリップしない素材でした
前輪と後輪はスベスベのプラスチック素材
タイヤの表面に僅かに凹凸が見られました
故障していたので中身を確認してみる事に…
ポップアップするヘッドライトの仕組みです
モーターと何枚かの歯車が噛み合ってました
左側の金属板が上下動してライトと通電する
モーターのピニオンギアが割れていました…
ピニオンギアの割れでスムーズに回らない…
ピニオンギアをカーボン製に交換し修理完了
電池を含まない車体重は278gと軽めでした
今では貴重な存在、電動ミステリー走行ミウラ